No.122 一人親家庭について

299ぺージ、母子・父子自立支援員兼婦人相談員活動費に関連して伺う。
各福祉事務所に、母子・父子自立支援員が設置されているが、現在の状況について伺いたい。

⇒ 各総合福祉事務所では、母子家庭や父子家庭が抱える問題に関する相談、助言などを専門的に行うため、母子・父子自立支援員兼婦人相談員を各所2名配置しています。
  相談実績としましては、平成28年度は、4福祉事務所合わせて、5,550人のご相談があり、相談延べ件数では、9,683件となっています。


∧貉匆板蹇父子家庭は抱える課題も多く、それがこの相談件数に表れていると思う。練馬区では、このような課題を受け、昨年度、ひとり親家庭へのニーズ調査を実施し、今年度よりひとり親家庭支援プロジェクトを開始している。プロジェクトでは、本庁舎10階に総合相談窓口を設置して、従来の縦割りの相談体制から、総合的に生活・就労・子育ての支援につなげていく内容となっている。高く評価する。
  いただいた資料では、ひとり親家庭支援係の相談件数では、平均月120人と大変多くなっている。男女別では、女性が月平均116人、男性が月平均4人となっている。
  この窓口の現状の状況を伺う。

⇒ ひとり親家庭総合相談窓口では、就労や家計における専門相談員を常時2名配置し、ひとり親家庭における様々な相談に応じているところです。今年度の6月より総合相談窓口を開設していますが、6月から8月のわずか3か月で、361人からの相談があり、相談延べ件数としても、619件に上り、多くの相談をいただいているところです。
  また、相談内容としては、就労に関する相談が最も多く、相談件数の約半分を占めており、次に生活に関する相談が多くなっています。


A躪臍蠱盟觚で受けた相談について、生活、就労、子育てにおける様々な支援事業をつなげていくことになるが、支援部署との連携は、どのように行っているのか?

⇒ 総合相談窓口にいらした方については、相談内容を丁寧に伺い、就労支援を希望される場合は、就労応援ねりまなどの支援部署に一緒に同行しています。また、おつなぎした後も、支援部署と必要な情報を連携し、支援を行っております。


い靴辰りと総合的な支援を行っていただきたい。プロジェクトでは、子育てにおける支援事業として、訪問型学習支援を実施されている。訪問型学習支援事業とは、どのような内容なのか教えていただきたい。

⇒ 学習支援事業では、ひとり親家庭に委託先の学習支援員を派遣しています。
お子さんの学習を支援するとともに、保護者やお子さんの悩み相談や生活習慣における助言を行うため、今年度より新たに実施した事業です。8月より開始しており、現在、26名の方へ支援を行っています。


イ劼箸蠖堂板蹐任蓮⊇∀、家事と忙しくて、子どもの様子を細かく見たり、勉強を見たりすることができないということもあり、ニーズ調査でも、子どものしつけや進学に関する悩みがあったと思う。訪問型学習支援事業は、まさにそのような課題をもつひとり親家庭への支援に繋がっていくと思うので、今後、さらなる拡充をすすめていただきたいと思う。
アメリカでは、子どもの人権が最大に守られている。父母の離婚とともに、子どもを1個の人権として、その人権を擁護するために、ケースワーカーがしっかりと寄り添い、その子どもの状況を把握し様々な支援を行っていると聞いている。
 練馬区でも、生活保護受給者の子どもについては、ケースワーカーの支援のもと、必要に応じて子ども支援員が相談にのっていると聞いている。そして、今回、訪問学習支援という新しい事業とともに、さらに子どもの人権擁護、育成支援に資するあり方を推進していただきたい。

⇒ 不登校などの課題を抱える子どもについては、特に生活保護受給世帯にその傾向が多く表れており、学習塾代等の支給のほか、現在、子ども支援員による相談支援、学習支援、居場所支援を行い、子どもの健全育成に力を入れているところです。ひとり親家庭についても、その傾向が見られるため、子どもにおける課題訪問型による学習支援という新しい取組によって、子どもの健全育成を図っています。今後も、教育部門や子育て部門などの関連部署とも連携して、ひとり親家庭等における子どもの健全育成を推進してまいります。

Ε法璽債敢困侶覯未箸靴討蓮△劼箸蠖堂板蹐如悩みを気軽に話せる相手がいない人の割合は15%となっている。父子家庭については、26%、約4分の1の方が悩みの話し相手がおらず、父子が孤立する状況が特に強くなっている。父子家庭同士の交流が強く求められていると感じているので、交流の場を進めていただきたい。

⇒ プロジェクトにおいては、ひとり親家庭同士の交流を図るため、今年度より、新たに親子交流事業を実施する予定です。また、ひとり親家庭向けのセミナー開催後にも交流の時間を設けて、ひとり親同士のコミュニケーションを図っているところです。しかしながら、父子家庭については、セミナー等への参加自体も少なく、交流の機会においてもなかなか打ち解けない傾向がみられました。このような実態を踏まえ、今後は、父子家庭の交流にも配慮した上で、様々な機会をとらえて、ひとり親家庭の交流を進めてまいります。


練馬区には、ひとり親家庭の親睦と生活の向上を図る自主的な団体として、練馬区のひとり親福祉連合会がある。このような団体と連携して、ひとり親家庭の交流を進めることも重要ではないか。

⇒ ひとり親福祉連合会は、ひとり親家庭同士の親睦を図るため、ひとり親における情報交換や様々な交流事業を行っております。ひとり親支援事業を進めるうえでも有益な団体であり、区としてもその活動を支援しているところです。今後もひとり親福祉連合会と連携し、意見交換を行いながら、ひとり親家庭の支援、交流を図ってまいります。


( 平成29年 第2回定例会 )

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