No.128 財政計画について

\萃区長は、「時代の先端を走る行政になりたい」と、力強く述べられました。この4年間区長が掲げる「改革ねりま」の実現に向けて様々な取り組みを続け、まさに区民の生活や街の姿が、少しずつ目に見える形で変わってきていることを実感しています。間違いなく区民サービスは向上しており、前川区長の行政手腕について公明党としても高く評価しております。
 区長は、今年の念頭の賀詞交歓会においても、政策にせよ区政運営においても、「ここに練馬区あり」と胸を張れる自治体をつくっていきたいという抱負を述べられております。わが会派としても全く同感であります。公明党が以前より訴えてまいりました「住みやすさNO1の練馬へ」と、これを目指して前川区長とともに全力で取り組んでいきたいと考えております。

<財政の持続性の確保>
△修譴任蓮⇒住仔段粍儖会資料に基づきまして、質問をさせていただきます。
 まず予算全体の規模についてであります。30年度予算は2637億円、対前年度比で約122億円の大幅増となっております。その増加の内訳について改めてご説明ください。

8明党からの要望も取り入れていただき、福祉の充実に取り組んだことについて評価致します。また、新規事業として、学校体育館への空調設備の設置に着手していただいたことについて高く評価いたします。
 一方で、122億円の増加ということで大幅な増加です。特に扶助費は、削減することは容易ではなく、福祉を充実すればするほど増加していきます。今後の財政運営の持続可能性の確保という観点からみると、心配になる面もあります。そこでいくつか伺っていきます。まず歳入についてです。
 特別区民税は、来年度約13億円の増加となっています。要因は、景気回復や納税義務者数の伸びということでしたが、具体的にどのように分析しているのか、教えてください。

で疾乃遡骸埒瑤増え、しかも安定的な就労形態に就いている方が増えており、景気の回復の波が、少しずつ区内にも広がりつつあることの裏付けだと思います。さらに言えば、区が保育定員の拡大に積極的に取り組んだことで、共働き世帯が増加したことも納税義務者数が増加した要因の一つと言えるのではないでしょうか。

ゲめて、前川区政の積極的な取り組みに経緯を表したいと思います。
 一方で、ふるさと納税による減収額は、16億円にもおよび、29年度の減収見込みよりも4億円増加しています。16億円あれば練馬区の様々な住民サービスの拡充に利用できたはずです。制度の見直しを国に働きかけるだけではなく、持続可能性を確保していく観点から、区としても何らかの対応策をとっていく必要があると思います。中央区では昨年の12月1日より「ふるさと中央区応援寄附」を開始致しました。応援方法は寄付者が指定します。指定先は、1中央区の区政全般、2教育・まちづくり・文化など活用してほしい分野を指定する、3応援したい団体を指定する。というものです。練馬区出身の方が練馬区をふるさとと思い応援したい人は、少なからずいらっしゃると考えます。具体的に手を打つべきであります。いかがでしょうか。

Δ爾劼箸盒饌療な取り組みをお願い致します。
 また国に対してだけでなく、区民に対しても現状と制度の問題点を伝え、区に納税していただくことを訴えていく必要があると思います。その点についてはどのような取り組みを行っているのでしょうか。

Г爾辧△茲蹐靴お願い致します。
 つぎに大きな減収となった地方消費税交付金について伺います。今回の見直しにより、都全体で1000億の減収になるとのことです。改めて、特別区全体また、練馬区への減収額はいくらになるのかお聞きします。

┐佞襪気版疾任韮隠恐円、地方消費税交付金の配分基準の見直しで22億円です。これに加え、31年度以降になりますが、法人住民税の国税化の拡大による30億円の減収も予定されております。合わせれば単年度で一般財源が70億円も減収することになります。これらは今後も引き続き失われていくわけです。累積するととんでもない額になります。
 こういった状況について区はどのような認識を持っていられるのか、また持続可能性の確保に向けてどのように取り組んでいくのかお伺い致します。

歳出の徹底した見直しやスクラップアンドビルドの取り組みとしては、具体的にどのような成果が出たのでしょうか。

わかりました。福祉など人に投資する分野については、しっかりと予算を確保していただきたい。また近年、特別養護老人ホームや保育所の整備・運営など、補助金を活用した事業が増えているように思えますが、平成30年度予算に占める補助事業の予算規模や近年の推移はどのようになっているのでしょうか。

非常に大きな額となっていると思います。補助金は、区民や地域団体、民間事業者等の主体的な活動を支援し、参加や協働を進めるために重要な役割を果たしていると思います。一方で、財政面での影響という観点から言うと、必要性や事業効果等について、定期的な見直しをしていくことも必要と思いますが、いかがでしょうか。

<起債について>
引き続き不断の見直しに向けた努力をお願い致します。
 次に、起債について伺っていきます。起債については、世代間の負担の公平の確保のために、後年度負担に配慮しながら活用していく方針とのことです。その点については私どもも同感です。多額の経費を世代を超えて分かち合うことが必要と考えていますが、将来世代にいわゆるツケを回すようなことは避けなければなりません。来年度予算をみると77億円の発行予定に対し、償還元金は41億円となっていることから、起債残高が36億円増えることになると計算されます。その点も含めて数年の起債残高の推移をお伺いいたします。

これまでの取り組みにより、区の財政力は間違いなく強化されていると思いますが、これまで20年かけて減らしてきた残高が、今後は施設の改修改築需要の増大に伴い、再び増加に転じるのではないかと危惧します。今後についてはどのように見込んでいるのでしょうか。

施設の改修改築が本格化するなかで、起債を活用しながら事業を進めて行くことは、その意義や実際の財源の問題としても必要なことと思いますが、後年度の負担がどの程度になるかは大きな問題と思います。そこでまず伺いますが、金利についてはどういう傾向にあるのか、過去と現在の金利を比べると、同じ金額を起債した場合、利子分にどのくらいの差が出るものなのでしょうか。

<都区財政調整について>
分かりました。金利の状況も過去とは異なる好条件になっているようです。とはいえ、少しでも残高を圧縮できるよう、繰り上げ償還などの手法も含め計画的な活用に努めるよう要望致します。
 続いて、「都区財政調整関係資料」に関連して今回の財政協議について伺います。今回の協議の結果、30年度の財調交付金の当初フレームは、10年ぶりに1兆円を超え、特に法人住民税の大きな伸びが見込まれているようです。区の歳入においても、30年度の財調交付金は37億円の増で、地方消費税交付金のマイナス17億円をカバーした形になっています。今後も、この財調交付金の増加は続くとみているのでしょうか。

以かりました。30年度は大幅な増加となったものの、31年度以降はマイナスの要素も発生し、楽観視はできないとのことです。先程も申しましたが、財政需要の増加、歳入の減少要素を的確に見通し、10年、30年後の未来に向けて、持続可能な財政運営の確保に取り組んでいただくよう、お願い致します。
 次に、財調協議の中で、長年引き続きの協議項目となっているもののなかで、特別交付金の取り扱いについて伺います。特別交付金の割合を現在の5%から2%に引き下げるということで協議に臨んでいますが、具体的にどのような目的をもって主張をしているのか簡単に説明していただけますか。

永神19年度に2%から5%に変更されて以降、毎年度、協議を続けていますが、全く進展がありません。それぞれ譲れない主張があるとは思いますが、お互いの主張を繰り返すだけではなく、協議を少しでも前に進めるために、都と現実的な話し合いを進めていくべきと思いますがいかがでしょうか。

恩充妥な提案も行っていることは分かりました。具体的な提案に対し、そのような必要はない、との東京都の対応は非常に納得いかないものがあります。引き続き、算定の透明性・公平性の確保に向けて取り組んでいただきたい。
 その一方で、特別区の主張と相反するかもしれませんが、練馬区はここ4年から5年の間で、順天堂練馬病院の増床、光が丘病院の移転改築、高野台への新病院の誘致など、100億円規模の事業が動き出すという、特殊な事情を抱えています。区の最重要課題である病床確保を確実に実現するためにも、財源の確保が重要となります。特別交付金が活用できるよう、東京都に強く働きかける必要があると思いますがいかがでしょうか。

<国の子ども子育て交付金について>
街颪進める幼児教育の無償化等の動きについて伺います。国は2020年度に向けた3年間を集中投資期間とし、この間に、3歳児から5歳児までの全ての子どもの保育園、幼稚園の費用を無償化することや、0〜2歳児についても、低所得家庭を対象に無償化とする方針を打ち出しました。これらの実施により、区が現在、単独で負担している経費についても影響が出てくると思いますが、この点どのように捉えているのでしょうか。

完き続き、国の最新の動向等を注視し、区民サービスの向上、財政運営の持続可能性の確保の両立に向けて、確実に財源確保に努めていただくようお願いします。
 最後に前川区長にお伺い致します。
今回示された平成30年度当初予算案は、グランドデザイン構想で示された10年後30年後の未来を見据えた骨太の予算を打ち出していると受け止めています。区長はどのような思いで編成されたのか。また、30年後を見据え、区民サービスの充実と持続可能な区政運営を、区民参加と協働のもと、いかに実現していくのか、区長のお考えをお伺いし、私からの質問を終わります。

( 平成30年 第1回定例会 )

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