No.29 内部障害について

福祉のまちづくり推進経費に関連して伺います。
(神19年に策定された『改定練馬区障害者計画」では、障害のある人の立場を理解・共感し、区民1人ひとりが支え合う街づくりなどを柱に障害者が地域で安心して暮らすための仕組みづくりを推進していく、となっております。我が会派としても大きな期待を持っております。先日、区民の方から、その方の体験としてお話しをお聞きする機会がありましたので紹介させていただきます。「私は、昨年9月に区の成人病健診で、がんが見つかり、手術を受けた。その後、自宅療養しているが、定期的に都心の病院に通院している。その通院に、バスや電車を利用しているが、その際、座席に座るが、たまたま元気そうな高齢者から「私たちより若いのに席を譲ろうとしないなんて…」と言わんばかりのきつい視線を投げつけられるときがある。傍目には元気そうであっても実は身体的に具合が悪く、席を譲りたくても譲れない方も結構います。現在、妊婦の方が身につけている「ワッペン」「マタニティーマーク」のようなものがあれば、と思っていたら、内部障害者を表す「ハートプラスマーク」があると聞いた。このマークの普及を進められないか。』というものでます。
最初に内部障害について、ハートプラスマークについてどのようなものなのか教えて下さい。

◆峅定練馬区障害者計画」の主旨にのっとり、内部障害に対する周知、ハートプラスマークに対する普及を是非お願いしたい。

障害を持つ方は、移動に際して自動車を利用することが多いわけですが、その際の駐車スペースの確保については、「車イスマーク」を表示することにより、一定の配慮がなされつつあります。しかし、内部障害者がこの「車イスマーク」の駐車スペースを利用するときに、内部障害ゆえに周囲の方から理解を得られないことがあります。内部障害の駐車スペースの確保について、区立施設、特にこの練馬庁舎での配慮を行っていただきたい。そして、練馬庁舎から他の区立施設にも広げていっていただきたい。

い泙拭▲丱垢篥甜屬覆匹慮共交通の管理者に対して、ハートプラスマークの普及を働きかけていただきたい。

テ睇障害者には、障害者であることを知られたくないと考える方と、一方で内部障害者に対する理解を求めたいと考える方もいらっしゃいます。ハートプラスマークのバッジやホルダーなどを配布し着用できるようにするなどの取り組みをすべきではないか。

【関連リンク】ハート・プラスの会

【区の答弁】平成20年10月1日 決算特別委員会にて
地域福祉課長;
(ハートプラスマークとは)内部障害者でございます。現在、身体障害者手帳を交付を受けている方の中で、心臓機能あるいは腎臓機能、呼吸器機能、膀胱または直腸機能、小腸機能、それとヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能、これらいずれかの機能障害によりまして手帳の交付を受けている方、こういう方が内部障害者ということで練馬区では現在約5,000名ぐらいの方がいらっしゃいます。
 それでこのハートプラスマークでございますけれども、現在障害者をあらわすシンボルマークが車いすをモデルにしたマークが一般的でございます。これだと内部障害者の場合に外見からわかりにくいと、理解が得にくいということから、内部障害者をあらわすハートプラスマーク、こういうシンボルマークが提案されているものでございます。このハートプラスマークですけれども、公的機関が提案しているということではなくて、愛知県に本部を置きます特定非営利活動法人がその普及を図って活動していると、こういうものでございます。

このハートプラスマークでございますけれども、徐々にその普及が図られてきていると、こんなふうに感じてございます。また東京都もその周知を図っているということで、練馬区としても今後、その普及を促進してまいりたいと、こんなふうに思っております。現在、具体的には平成19年度、昨年度に建物利用ガイドづくりマニュアルという冊子を作成いたしました。このマニュアルですけれども、建物管理者が建物を利用する方が適切に情報提供するためのマニュアルと、こんなふうなことでつくったものでございます。この中にハートプラスマークの紹介を行っております。このマニュアルを使って建物管理者にこのマニュアルの配布、またこのマニュアルを使って職員研修を実施していきたいと、こんなふうに思っております。さらに、障害者に関するさまざまなイベントがございます。それらのイベントにあわせてこのマークの周知を図っていきたいと、こんなことを考えております。

このハートプラスマークの公共交通機関への働きかけでございます。現在、練馬区では福祉のまちづくりを推進していくためにということで、障害者の関係団体、あるいは公募区民の方などで構成してございます福祉のまちづくりを推進する区民協議会を設けてございます。この協議会にはバスの事業者あるいは鉄道事業者も構成員として参加していただいておりますので、このような協議会の場を通じてバスや鉄道へのこのハートプラスマークの普及を働きかけていきたいと、このように考えてございます。

内部障害者が、当事者がその障害について周囲の方にそれを表示すると、そのためのバッジ、あるいはホルダーなどの形で、何らかの形の仕組みができないかということでございます。これ、ハートプラスマークの普及とともに、このマークをバッジやホルダーなどの形にして配布をしていると、こういう自治体も実はございます。このような自治体がどんなような形で実施をしているのか、またこの内部障害者に対する配慮というものが、単なる駐車スペースの確保だけでいいのか。また、ほかに何か具体的な対策があるのか、こんなことも少し先行自治体の実施例を調査させていただいて、検討させていただきたいと、このように考えてございます。

総務課長;
このハートプラス表示につきましては、既に病院、また一部の自治体で行われているというふうに聞いてございます。練馬庁舎の地下駐車場につきましては現在車いす表示でございますが、今後、内部障害、内部疾患をお持ちの方に対してもわかりやすい表示、ハートプラス表示に努めてまいりたいというふうに考えてございます。

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