No.32 介護予防(筋力向上トレーニング)について

介護予防事業費の高齢者筋力向上トレーニング経費について伺います。
(神18年4月に介護保険法が改正され、介護予防重視型システムの導入や地域密着型サービスなどの新たなサービスの展開など高齢者を取り巻く状況は大きく変化しております。そのような中、練馬区では、平成16年度より国に先駆けて介護予防事業に取り組んでまいりました。
この介護予防は、運動・栄養・口腔ケアを組み合わせて生活習慣を改善するものでありますが、その中の運動、つまり筋力向上について焦点を当てうかがいます。現在、区の推進している高齢者用のマシンを使ったトレーニングの実施で大きな成果を出していると考えております。
資料を拝見すると、トレーニング開始前と開始後の体力測定やアンケートの分析では、
(1)身体機能や精神的健康度も高まり、痛みも減り日常の生活向上に役立っている。
(2)医療費抑制にも効果が出ている
(3)リハビリテーションの視点が区の特徴、単に筋力トレーニングを実施するのではなく、生活上の目標を設定し、筋力トレーニングを進めるというものです。
(4)介護予防推進委員の活用は東京都老人総合研究所から高い評価を受けております。
この点について伺います。

∈お話のあった介護予防事業である筋力向上トレーニングについては普及啓発の徹底をすべきではないか。
■参加が少ない
【平成18年度】
65歳以上人口 126022人
特定高齢者発生数 1432人 発生率1.14%
介護予防事業参加者 141人 参加率9.8%
【平成19年度】
65歳以上人口129561人
特定高齢者発生数 7050人 発生率5.44%4.8倍
介護予防事業参加者 255人 参加率3.6%

参加者が1.8倍に増加したものの参加率が3.6%と極端に低い状況であります。どのようにお考えなのか。事業参加の徹した普及啓発を実施していただきたい。

マシーンを使った筋トレの有用性は先ほど述べた通りですが、特定高齢者の介護予防事業参加が極端に低いという実態は、やはり何らかの原因があると考えます。そこで何点か指摘提案をさせていただきたいとおもいます。一点目は(高齢者の方から筋トレを実施している施設が遠いという声がありました)身近な地域で介護予防(筋トレ)ができるように高齢者センター、ディサービス、介護老人保健施設、体育館、サンライフ等と連係すべきと考えますがいかがでしょうか。

せ臆綻魴錣厳しいという声もありました、一般高齢者、特定高齢者、要介護高齢者が事業内容、展開場所まで地域で総合的に対応できるような仕組み作りが必要ではないでしょうか。

ゴ靄椒船Д奪リストについては、理念はいいが機能が不十分であると思いますが、改善すべきではないか。
 
高齢者健康診査→特定高齢者→ケアプラン作成という手続きが煩雑
簡素化すべきではないか。

Т慙△靴道任い泙后0貳鵡睥霄埖从の一つとして、銭湯でのストレッチ、筋力づくりなど取り組むためにモデル銭湯の設置を推進していただきたい。板橋では47銭湯で実施し好評)です。また、民間のスポーツジム等との連携を図ってはどうか。

┛貳鵡睥霄埖从の一つとして、「健康いきいき体操」をJCOMで毎朝、同時間に放映し介護予防につとめられたい。
【区の答弁】平成20年10月7日 決算特別委員会にて
在宅支援課長;
高い評価を受けているということについてでございますが、それについてはありがたく思っております。国の方の介護保険の予防事業の区の場合はモデル的事業で、国が介護予防事業を始める前に区は実施しておりまして、国等は区の事業等を参考にして、介護予防事業をつくり上げたという経緯もございまして、まず全国的にそういう区がやっていたような本質自体が理解浸透していないのではないかと思っておりまして、今後そういう形で全国的に練馬区方式のようなのが行き渡ればいいと思っております。

参加者が少ないことについては、本当に反省しております。実はこれについていろいろ分析してみましたが、やはり普及啓発が一番大きな原因だろうと思っております。まず、今までは特定高齢者を中心にやっておりましたけれども、特定高齢者だけではなく、一般の高齢者、一般の元気な高齢者の段階から、ある意味では皆さん高齢化してきますので、介護予防事業、老年症候群の重要性についてお話ししていきたい。あるいはもっと一般区民のレベルですね。家族の方にもこの事業がどんなものかというのを知っていただきたいと思っておりまして、いろいろな形で、例えば区民の間に普及する方法を今、いろいろな啓発の仕方を考えております。

おっしゃるとおり、連携すべきだと思っております。具体的には高齢者の状態によって違いますので、例えば一般高齢者に関しましては、体育館等に筋力向上トレーニングも使えるマシン、機械を置いておりますので、そこら辺の連携。それから、高齢者センターも一般高齢者と特定高齢者両方やっておりますので、そういう施設。それからサンライフ練馬についても介護予防事業もやっておりますけれども、一般高齢者の事業もやっておりますので、介護予防事業で元気になられる方もいらっしゃいますので、そういうときは一般高齢者の事業の中に、一緒にグループを組んで一緒にやっていくとか、いろいろな施策を考えておりまして、最終的にはいろいろな地域の資源ですね。これをネットワークして、高齢者の方たちがいろいろな事業に参加する。あるいはいろいろな施設に参加できるように、今そういう仕組みづくりを考えております。

参加条件が厳しい、確かに国基準の特定高齢者の基準は厳しくて、具体的には、今現在、この事業に参加したいと手を挙げましても、高齢者は特定高齢者にならない限り参加できないとか、特定高齢者になっても予防ケアプランをつくっていただかなければ参加できないとか、いろいろな条件が厳しいものがございます。
 それで私どもとしましては、この条件という形の事業につきましては、ある意味で書類の書き方等も難しいということでございますので、具体的にお宅の方に地域包括支援センターの職員が訪問したりして、具体的に何が問題点なのかというような分析をしたりしておりますし、それから、この事業自体が国の基準が厳しいのであれば、区独自のこれを補完するような事業を立ち上げて、それと国の事業と補完させるような形の事業も考えておりまして、食のほっとサロンのようなものは、具体的にはそのような事業でございまして、これからもいろいろな高齢者を支援するような事業を国の基準の難しいさ、これは国には当然、緩和しろと要望する必要はございますけれども、それと同時に区の方でも立ち上げていきたいというふうに考えております。

基本チェックリストというのは具体的には25項目で、バスや電車で1人で外出していますかとか、この1年間に転んだことがありますかというような老年症候群の典型的なものをまとめ上げたもので、その中には認知症の関係とかうつとかありまして、この理念自体はおっしゃるとおり、本当にすばらしいものでございますが、この理念をどんなふうな形で生かすかということになりますと、具体的にはまだ特定高齢者の参加者が少ないということで、ある意味では機能していないとも言えるかと思います。ただ今後、医師会の方に、特定高齢者の判定は医師会の方の医師が判定しますので、その段階でこの基本チェックリストの理論、あなたはうつ状態なのでこういうところに参加してはいかがですかとか、認知症に関しては認知症の予防、あるいは認知症の関係は人と同じにした方がいいですかということで、医師会の医師にきっちりとしたお話、説明、研修等を昨年もやりましたけれども、今年度等も医師会と連携して考えております。
 それから、この事業に関しましては、対象にならない方もいらっしゃいます。基本チェックリストでちょっと危ないのだけれども、この事業には参加対象にならない、そういう者に関しましても、医師の方できっちり、まだあなたは大丈夫なのだけれども、今予防のためにこの事業に関して、基本チェックリストはここが弱いからという話の説明も進めていただくように、今後、医師会とも検討してまいりたいと思っております。

これは一言で言えば、国の方でこういう手順を決めたということで身もふたもないことでございますが、これについて、やはり国の方で、例えば生活機能評価の項目自体の改善ということで私ども強く要望しましたところ、改善が認められて特定高齢者が見つけられたということがございますので、ねばり強く、国の方に要求はしていきたいと思っています。ただ、そのほかに、この事業自体の手続が煩雑になるという一つの理由もございます。それは、今までは手を挙げれば参加できたわけでございますが、高齢者筋力向上トレーニング等は、例えば心臓が弱い方は参加できないとか、あるいは余り高血圧の方は参加するのがまずいとか、いろいろお話、医師の判定のほかにその方のうちを訪問したりして、どういう家庭状況とか、生活実態とか、そういうのを調べながら、ある意味ではありますので、そういう手続が煩雑になるということと同時に、この手続の意味みたいなのも、ちょっとおくれますよということも理解していただたきたいという形で、これも啓発活動をしないといけないかなと思っております。

民間のスポーツジムとの連携については、私ども介護予防事業を始める際に、民間のスポーツジムの事業者の方に訪問してまいりました。それで事業の終了者に関しまして連携していきたいということでお話をしていまして、好意的に受けとめてくれる事業者もおりましたので、今後、高齢者に関しましては事業のあり方が本当に難しいので、一緒に連携しながら、どういう形の事業のあり方がふさわしいかというのを検討してまいりたいと思っております。

高齢社会対策課長;
 一般高齢者対策ということで、私の方からお答えさせていただきます。
 現在、高齢者センターや敬老館におきまして、一般高齢者向けの健康につながるような事業、そういったものをやっているところであります。それをどのように進めていくかということを今回保健福祉懇談会、第4期の計画の中でもご提言いただいておりますし、敬老館のあり方検討会の中でもご意見をいただいていると。その延長線上で、もっと場を広げられないかという中でお風呂、入浴での浴場における事業展開といったものも研究してまいりたいというふうに考えているところでございます。

健康推進課長;
健康いきいき体操でございます。高齢者の身体機能の低下を予防する目的も大きな目的の一つでございます。現在、区のホームページで動画を配信しておりますけれども、ご提案のJ:COMの活用でございます。平成19年度におきましても一定期間、J:COMで流した経過がございますが、毎朝一定時間というふうなご提案でございます。どのような形で活用していくかということも検討する必要がございますけれども、広聴広報課とも連携をとりながら検討させていただきたいというふうに思っております。

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