No.39 学校生活支援について

ヽ惺酸験荵抉膂は、これまでの学級経営補助員と特別支援学級の指導補佐、移動等介助員が統一されるものでありますが、いままでの制度の課題とこの制度の利点を簡潔にお示しください。

∧欷郤圓らは、今まで移動等介助員を自分で捜さなくてはならなかったが、これからは学校生活支援員を配置していただけるので本当に助かります、との感謝の言葉をいただいております。特別支援教育を進めていくうえでマンパワーは必要不可欠であっただけにこの度の制度改正は一歩前進であると評価いたします。その上で何点か指摘させていただきたいと思います。
 いただいた資料によると平成20年度の学級経営補助員の配置では、小学校へ90名が配置されておりますが、その内訳として1年生が20名、2年生が20名、3年生から減少しております。小学校では、学級経営補助員の40%以上が1・2年生に配置されているという状況であります。この点についてどのようにお考えでしょうか。

いわゆる「小1プロブレム」という課題は、長く指摘されているところでありますが、この課題を克服していくことは在籍する子どものためには大変重要な課題であります。学級担任制度でありますから、1人の担任の先生が、クラスの中にしつけの足りない子どもや発達障害の子どもなど配慮を要する子どもが在籍していたとしたらクラスをまとめていくエネルギーは大変大きなものになると思います。実際、いただいた資料を拝見すると30名以下のクラスにも1年生で4名、2年生で3名合計7名の学級経営補助員が導入されていることからもクラスの人数ではないと判断できると思います。是非、1・2年生には手厚いマンパワーを配置していただきたい。また、新1年生の学級編成も大変重要であることから保育園や幼稚園等からの情報提供を小学校へ正確につなげていくシステムを構築していただきたい。2点いかがでしょうか。

いい泙泙任粒惶薹弍鎚篏員は、クラスでの問題が起き、学校長が申請し、始めて学級経営補助員を配置できるという流れでありました。クラス経営は、四月の始業式から最初の2、3ケ月で決まってしまうとも伺っております。小学校1年生では、保育園・幼稚園等からの情報をもとに是非当該クラスにおいては最初から人的配置を進めるべきであります。いかがでしょうか。

テ段婿抉膤惶蘋瀉峭擦任蓮通常学級と特別支援学級との交流教育や共同学習が盛んに行われております。特別支援学級に在籍する子どもが通常学級の授業に参加したり、逆に通常学級に在籍する配慮を要する子どもへの支援も行われていると伺いました。先週、光が丘第八小学校の特別支援学級の研究発表会が行われ、区内で初めて特別支援教室を独自に実施していると伺いました。その特別支援教室の具体的な実施内容とその成果を教えて下さい。

δ名鏗惶蕕糧達障害の子どもなど配慮を要する子どもへ具体的に関わり、成長を育む光が丘第八小学校の特別支援教室の取り組みは、今後の練馬区の特別支援教育の一つの方向性を示していると思います。平成19年3月の「練馬区特別支援教育あり方検討委員会報告」では特別支援教室について、「心身障害学級から特別支援教室への転換を進める」とその必要性が述べられております。また、文科省や東京都教育委員会でも同様の計画が示されております。我が会派としても、特別支援教育を今後さらに充実させていく上で、この特別支援教室が区内の小中学校に設置され、通常学級に在籍する発達障害など配慮を要する子どもたちへの専門家による丁寧な指導をしていくことが大変重要であると考えます。是非、積極的に推進していただきたい。区の考えとともに今後の計画を教えてください。

Г泙拭中村橋福祉ケアセンター等との専門機関と連携し、発達障害の子どもの療育を進めていく体制を是非整えていただきたい。いかがでしょうか。

特別支援学級については、まだ設置校が足りない現状があります。どのくらい足りないのか。

地域バランスなど考慮しながら、さらに整備を進めていただきたい。特別支援学級を設置するということは、子どもの支援とともに特別支援教育の新たな先生、人材を確保し、今後の区の人的土台を築いていくことにも通ずると思いますので、着実に推進していただきたいと申しあげます。

【区の答弁】平成21年3月4日 予算特別委員会にて
学務課長;
現行の補助員などにつきましては、臨時職員あるいは年間の時間を限定した短期的な職ということでございます。このために補助員等がそれぞれの子どもたちの状況を正確に把握し、子どもたちもようやくなれたころには、臨時ということでかわらざるを得ないというようなことがあって、継続的安定した支援が難しいという課題が非常に大きいものでございました。そのほか優秀な人材も他区等へ流出してしまう傾向にあったり、あるいは特別支援教育の推進への関与というものがなかなかできない。あるいは、これらの制度の一部に重複等がございまして、制度上明瞭さに欠けるといったような課題がございました。
 非常勤職員として、学校生活支援員を設置することによりまして、基本的には1年の契約でございますが、成績が良好な場合には長期的な勤務も可能になるということから、とりわけ先ほど申し上げました児童・生徒が継続的に安定した支援を受けることができるということが、大きな利点と考えてございます。

 配慮を要する子どもの情報が小学校になかなか正確に伝わらないといったような状況は確かにございます。そこで、保護者あるいは幼稚園・保育園といったような就学前機関、また場合によりましては養育機関などが一緒になって子どもの状況、あるいは気になっていること、気にしてきたこと、養育の内容、今後配慮してほしいことといったものを記載いたしました「就学支援シート」というものを、現在検討しております。このシートを使いまして学校に伝える手段としたいと、そのように考えてございます。現在特別支援教育推進委員会という中でシートの試案を作成し、試行をしているところでございます。この結果を踏まえまして来年度さらに検討し、実施に向けて動いていきたいと考えてございます。

 入学後、様子を見ないとなかなか正確な実態がつかめないという状況はあるかと存じます。ただ先ほどのお話ししたとおり、就学支援シートといったものを活用しながら、可能な限り早期の対応を検討したいと、そのように考えます。

 現在の通級指導学級とは別に、主に発達障害の児童・生徒を中心に個別指導等を行うものといたしまして、この特別支援教室というものが国や都からも提唱されているところでございます。その効果は一定程度期待できるものと私どもも考えてございます。ただ実施にあたりましては、現在の特別支援学級との関係、あるいは学校生活支援員との役割分担、さらには人員、施設の確保といったもの、経費面は当然課題として出てまいります。こういったものの解消ということも含めながら、今後特別支援学級の整備を一定程度進めたうえで、先行自治体の状況等も見ながら検討していきたいと考えてございます。

 就学した子どもたちにとりまして、療育というものはなかなか場がないというような指摘もよくいただいてございます。今後ケアセンター等との連携をさらに強めながら、療育的な関係の方への紹介等も検討していきたいと考えてございます。

 特別支援学級のうち、現在知的障害学級につきましては小学校が10校、中学校が8校ありまして、情緒障害等通級学級については小学校が6校、中学校が1校だけというような状況でございます。知的障害学級の小学校についてはあと6校、情緒障害等通級学級についてはあと2校、中学校の情緒障害等通級学級については残り3校が地域のバランス的には必要かなと考えているところでございます。

教育指導課長;
小学校1年生が入学当初から学校生活になじめずに席を離れてしまったり、授業中勝手に話し始める、このような児童が増えているのは事実でございます。また学校がその対応に苦慮している面もございます。これらのことは大きな教育課題としてとらえているところでございます。区教育委員会では、その対策の一つとしてこれまで学級経営補助員を配置し、集団生活への適用が図られるように支援し、成果を上げてきたところでございます。

 1点目の点につきましては、来年度から新たに配慮を要する子どもへの専門的な支援ができる学校生活支援員を配置してまいります。学校の実態や子どもたちのニーズを勘案しながら、学校生活支援員を効果的に配置し、これまで以上に小学校低学年の問題の解決を図ってまいりたい、そのように考えているところでございます。1点目は以上でございます。

 光が丘第八小学校では、今年度から特別支援学級「わかば学級」と申しますが、そこの教員が通常の学級に在籍する配慮を要する子どもへの支援として、指導する子どもの学級担任と連携を密にとりながら、保護者の了承も得たうえで、特別支援教室を開設し、成果を上げているところでございます。
 内容といたしましては、特別支援学級の教員が授業がない水曜日の5校時に、校内の会議室等で主に国語の読み書き、算数の計算等、個々に課題になっている内容の学習を取り上げ、個別指導を実施したところでございます。現在もしております。成果といたしましては、通常の学級で行う少人数指導であっても、意欲がなかなか高まらない子どもにとって、個々の教育的ニーズに合わせた指導を丁寧にすることで、達成感を味わい自信をつけることができた、そのような報告を受けているところでございます。

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