No.40 ニート対策について

,錣ものスタート支援事業は、ニート対策として平成16年第三回定例会でその支援を我が会派から求めました。そして、その結果、有識者会議が平成18年9月から平成20年3月まで設置され青少年が学ぶこと働くことの意義を学習するための機会ならびに社会参加への意欲を養うためのあり方等について専門的な立場から検討されました。そしてこの有識者会議の提言を受け平成20年6月からわかものスタート支援事業として始まったわけであります。最初に、この事業内容、実績について教えてください。

▲僖愁灰鷙嶌造篏∀活動支援について、課題があると思いますが、どのように把握されておりますか。

ニート対策は、事業を進めていく中で大変内容も深く難しいと思います。しかし、費用対効果も踏まえ事業内容を深めていかねばならないと考えます。区としてこれからの方向性のお考えを教えていただきたい。また、実歳にニートと言われる若者の実態をどのように把握されているのかお示しください。

ぢ立区では、ニートや引きこもりの若者などの自立や就労を支援する取り組みが注目されております。足立区より委託されたNPO法人「あだち若者サポートステーション」の特徴は、ニートや引きこもりなどの対象者の発見からあだち若者サポートステーションへの誘導、各種セミナーへの参加や就労、医療機関との連携など、包括的な支援体制をとっております。特に、地域の民生委員や青少年委員などとの連携を密にして対象者の掌握につとめております。このようなきめ細やかな支援を練馬区としても進めていただきたい。いかがでしょうか。

ザ饌領磴鮠匆陲気擦討い燭世ます。両親が離婚し、母親と弟の3人暮らしとなったAさん。19歳。さらに母親が失踪し、弟と二人だけが取り残された。このときからAさんは生活保護をうけるようになり、引きこもりの生活がはじまった。通信制の高校に入学したものの、就職はできなかった。転機はあだち若者サポートステーションの家庭訪問であった。雑談などを通し、心を開いたAさんは、それから毎日のようにあだち若者サポートステーションを訪れ、5ヶ月後にはアルバイトをするようになった。その他、ニート・引きこもりの若者に関わっているのが足立区の取り組みの状況であります。練馬区としても是非、様々な機関・団体と連携しながら積極的な関わりをもとめます。いかがでしょうか。

【区の答弁】平成21年3月4日 予算特別委員会にて
生涯学習課長;
この事業内容でございます。例えばパソコンインターネットなど、基本的仕組みや操作方法、情報活用能力について、また会社での実務を想定した資料作成を通じてワード、エクセルなどの知識、技能習得を目指す事業というパソコン基礎講座を行いました。この事業につきましては定員540人に対して473人の申し込みがあり、約88%の申込率でございました。

 まず基本的な部分では、受講生に基礎的な知識というのはレベルの高低差があって、低い方に合わせると高い方がなかなか退屈になってしまうとか、高い方に合わせると低い方がちょっとついていけないような、操作上の課題もございました。
 それから、基本的に私たちが想定いたしていました若年の就労者の方の申し込みが割と少なく、どちらかというと将来就職を希望する主婦層が若干多かったのかなというふうに考えております。
 また、目玉事業として行いました就職活動支援の事業でございます。応募書類の書き方とか面接の受け方等、実務的な就労支援をする講座を設けたところでございますけれども、これについては定員割れという状態がございました。

 先ほど申しましたように、ニート状態にある方というのを、具体的になかなか、そういった方がみずからの意思でこういった講座等に出向いてくるということは、なかなか難しい面があります。そういった意味でニートを抱える保護者の方に講座等を設けまして、保護者に理解を求め、保護者の方から後押ししていただいてニートの方に関してさまざまな就労支援、相談活動をしていくような形での方向で事業を組み立てていけたらいいかなというふうに考えております。
 また、実際ニートにいる方、どのように把握するかということでございますけれども、全体的に個別具体的な形での調査はなかなか難しいところはございますけれども、例えば国勢調査の中でそういった項目があり、練馬区内で把握している概数といたしましては、おおよそ2,000人から4,500人の間に国勢調査のうえではニートと言われる方がいらっしゃるというふうに把握しております。

 私自身も足立区でこのようなNPO組織が、そのような就労支援を行っているのは存じ上げております。ただ、現時点でわかものスタート支援事業の中で、それと同様なことを行うということはなかなか難しいかなというふうに考えております。そういった意味で、足立区のこのNPO法人の行っている事業を参考にしながら、わかスタ事業の中で取り入れられるものがあれば取り入れていきたいと考えております。
 また、関係機関、この問題につきましては区内の関係部署等、例えば就労部門を預かる経済課とかその他、それからニート、引きこもりなどを扱う保健相談所とか保健予防課とか、そういったところの関係機関との連携もかなり必要かなということで、つい先ごろそういった連絡関係の会議を設け、引き続き情報交換をしていくような体制をとったところでございます。そのような中で適切な事業を組み立てていきたいと考えております。

 私ども今度、20年度わかものスタート支援事業をやって、やはり生涯学習部だけではいろいろ足りない部分があるということで、今回1年目総括をしてございます。そういう中で、経済課の方では就労支援をしていますし、それから保健所の方では引きこもりの青年たちにいろいろケアをしているとか、それから青少年課では青少年地区委員さんが区内で2,000名程度いますから、こういう関係課が集まって練馬区総体として若年無業者とかニートの方にどういう支援ができるのか、体系的に真剣に検討しようということで、先ほど課長が言ったように、内部の検討会を立ち上げましたので、さらに検討を進めて少しでも就労に結びつくような、実効性のある対策を練馬区総体としてつくり上げていきたい、かように考えてございます。

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