No.42 低炭素社会への転換にむけて

 低炭素社会への転換にむけての取り組みについてお伺い致します。

 現在、地球規模の課題である温暖化は、世界的危機であり、低炭素社会への転換に向けて日本としても国家的プロジェクトとして取り組んでおります。
 最初に、低炭素社会実現にむけて練馬区としての考え・決意をお聞かせください。

 2点目にグリーン電力について伺います。現在グリーン電力は、注目を集めております。自然エネルギーによる電力は、電力会社が供給する電力に比べ割高になる欠点があります。そこで、電力の購入者がグリーン電力のエネルギーとしての価値に加え、環境価値部分を評価して追加料金を払うことで、市場競争力を高めるという仕組みになっております。このようなグリーン電力を利用し自然エネルギーを普及させていくことは大変重要であります。文京区では、平成21年度から街路灯6455基、保安灯2290基の電力を、太陽光や風力など自然エネルギーで発電したグリーン電力を導入しました。試算では、二酸化炭素を年間約1300トン排出削減を見込んでおり、これは杉の木9万5000本の年間吸収量に相当するとのことであります。本年3月に策定された練馬区地球温暖化地域推進計画の中で、区立施設や区が主催または共催するイベントにおいて使用する電気の一部にグリーン電力を使用すると計画されておりますが、練馬区として、より積極的に大幅にグリーン電力を導入すべきと考えます。御所見をお伺いいたします。

 3点目に街路灯などの省エネルギー化について伺います。練馬区は、平成16年度より3年間、安全安心街路灯照度アップ工事を進め区道については42ワットの街路灯設置が完了いたしました。また私道についても平成19年度より32ワットへと変更してまいりました。そのような中現在、CO2削減につながる省エネルギー対策として、街路灯を消費電力の少なくメンテナンス不要のLED化の推進が各自治体で計画されております。また、商店街等の街路灯をLED化していく場合には、東京都より5分の4の助成がされるなど、LEDの技術革新も進みLED化は大きな流れになろうとしております。街路灯の省エネルギー対策としてLED化を区としてはどのようにお考えなのかお伺いいたします。また、区立公園の園内灯などできるところから積極的にLED化を進めていくべきと考えます。御所見をお伺いいたします。

 3点目に太陽光発電について伺います。  区として太陽光発電設置に対する設置補助を行い環境施策について推進をしており評価するものであります。国は、太陽光発電について「低炭素社会行動計画」では、2020年までに、現在の10倍、2030年には40倍にするという目標を掲げました。その実現にむけ太陽光発電による電気を電力会社が買い取ることを決定し太陽光発電世界一奪還を目指すとともに太陽光発電の分野を、我が国の経済や国際競争力を支える産業に育てることを決定しました。練馬区としても低炭素社会実現にむけてさらに推進すべきであると考えます。そこで区としても太陽光発電システム設置の補助については更に拡充すべきであります。また、太陽光発電による売電については区としても補助を実施し、更なる太陽光発電設備設置推進を図るべきと考えます。併せて御所見をお伺いいたします。

【区の答弁】平成21年 第2回定例会にて
志村豊志郎区長;
 低炭素社会に向けての取り組みについてお答えいたします。
 まず、低炭素社会実現に向けた区の姿勢についてであります。
 21世紀は環境の世紀と言われ、地球温暖化対策を推進し低炭素社会を実現することは、人類共通の課題となっております。区では、平成17年に発効した京都議定書が目標を達成するための第一約束期間に入っていることを踏まえ、本年3月練馬区地球温暖化対策地域推進計画を策定したところであります。
 この計画では、練馬区の地域特性や国、東京都の関連計画を踏まえて、区全体の温室効果ガス削減目標を掲げ、目標達成のための対策を体系化し、各主体が取り組むべき項目を具体的に示したところであります。
 私は、区民、事業者、区が連携・協力する仕組みをつくり、暮らしや事業活動などあらゆる場面で温暖化防止に取り組むことによって、大きな効果に結びつけていくことが重要であると考えております。
 次に、グリーン電力についてであります。
 グリーン電力は、電力そのものに加えて、省エネルギーや二酸化炭素排出抑制を図り、新しい環境付加価値を生かす画期的な制度であると認識しております。
 練馬区におけるグリーン電力の利用につきましては、平成19年度以降、環境・リサイクルフェアにおける展示用の電力に活用しており、来場者の皆様への周知に努めております。
 今後も、普及啓発に努めるとともに、区としても先進自治体等の取り組みを参考にしながら、その活用方法について積極的に検討してまいります。

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