No.55 期日前投票 ※予算特別委員会

〜挙執行費について伺います。
統一地方選挙執行準備費1億1442万円余、参議院議員選挙執行費2億4714万円余が計上されております。統一地方選挙は区の持ち出し、参議院議員選挙は国からの補助金。もちろん補助金の算定基準内ということですが、まずこの点について教えていただきたい。また、選挙では区の財源が投入されることはあるのかどうか。この2点についてお願いします。

選挙管理委員会事務局長:
区の持ち出しがあるかどうかにつきましては、基本的には、参議院議員選挙につきましては国の持ち出しとなっておりまして、支出金の範囲で支出をされます。統一選挙につきましては、知事選を除きまして、区議、区長選につきましては区費負担という形でございます。


期日前投票について伺います。先の衆院選挙では、本庁舎の期日前投票所での投票者数は8月29日(土)の1日の投票者数が5127名でありました。他区ではこのような人数になったところはないとも聞いておりますが、これは練馬区民の期日前投票に対する関心が大変高いということだと思います。この点についてのご認識をお伺い致します。

選挙管理委員会事務局長:
ご指摘のとおり、さきの衆議院の最終日、投票日の前日、練馬期日では5,000人を超える投票人が来られました。この数字につきましては、昨今の期日前投票所の増加という部分を端的にあらわしているものと考えておりますけれども、私どもとしましては5,000人以上の方がいらしても当日は円滑に、適正に選挙事務は執行できたと考えているところでございます。


A挙人の一番多い世田谷区でも、期日前投票所の1日の投票者数を調べましたら、一番多かったのが8月29日烏山の出張所で2989人でした。今後ともこの対応策においては、しっかりと取り組んでいただきたいと思っております。我が会派としてこの間、期日前投票所の設置拡大と、石神井庁舎の公示日翌日からの期日前投票所の設置を強く求めてまいりました。このたびの22年度予算案の中には入っているのかどうか、この点伺います。

選挙管理委員会事務局長:
まず箇所数でございますけれども、7か所体制でこれまでやってまいりました。これについては、現行どおりの体制で臨みたいと思っております。開設期間につきましては、昨年の都議、衆議で一定の混雑が見られました。特に土日につきましては、かなりの人数が来られました。そういった状況を踏まえまして、まだ決定をしているわけではございませんが、参議におきましては練馬期日前以外の6か所の、日曜日もこれまで開設を始めておりましたが、1日前倒しをいたしまして土曜日から。したがいまして8日間の開催期日を設定する方向で現在検討し、予算にも一定の委託費等を計上しているところでございます。


ぃ影前倒しでやるということですけれども、私どもの求めているものにはなっていないということは申し述べさせていただきたいと思っております。選挙管理委員会の定例委員会議録を見ますと、期日前投票所の設置について議論されておりますが、平成21年1月23日の会議録には、平成21年度予算編成に関する区議会各派の要望と回答ということで記載されております。「選挙人の利便性を考えると要望にこたえることが望ましいが、現実問題として、従事者および施設の確保が問題となる。期日前投票所の場合、平日にも設置するために職員に兼務発令を出して配置しているが、本来業務への影響が大きい。また施設を長期間選挙に使用すると区民の一般利用が制約されてしまうという問題も発生する。また、平成19年の統一地方選から一カ所増設して参議院選を経ているが、選挙区が9区と10区にまたがる衆議院選をまだ経験していないため、今しばらく検討課題にさせてほしいという趣旨で回答した」と、このように載っておりますけれども、この点について教えてください。

選挙管理委員会事務局長:
大体、今ご紹介いただいた内容でございます。
 昨年初めて衆議を体験をいたしまして、分区を抱えておりますので、その中で適正に期日前投票が執行できるのかどうか、私どもも非常に慎重に見きわめてまいりました。全体としては、一部に混雑はありましたものの円滑に、事故もなく適正に執行できたものと考えております。今後も、増加傾向等を見きわめながら適正に判断をしてまいりたいと考えてございます。


チ管で配布された平成21年9月25日付の「衆議院議員選挙における期日前投票所についての練馬区と世田谷区の比較」という資料が出まして、この資料をいただきました。私も世田谷区に視察に行ってまいりました。昨年の衆議院選での職員の従事体制が、練馬区は職員延べ325名、派遣職員468名、計793名。世田谷区では職員672名、派遣職員400名、計1072名。昼休みの交代を含めると正職員が800名、派遣職員850名でありました。職員の従事体制では、世田谷区は練馬区の2倍以上の職員を配置している。これが実態であります。本来業務への影響が大きいと言われるけれども、他区でやっているではないですか。この点について認識を伺います。

選挙管理委員会事務局長:
職員の確保についてのご質問でございます。
 なかなか選管の範疇で申し上げづらい部分もありますけれども、練馬区として、どうしても必要とあらば、さらなる増員を図っていかなければならないし、また、そういった組織力も、私ども練馬区が他と引けをとらないと考えております。しかし、現時点では現状の7か所体制につきまして、大きな問題や、あるいは早急に増勢を図らなければならない特段の状況はないと考えております。
 したがいまして、その点については区長部局とまだ協議の俎上にのせていないという段階にありますので、ご理解を賜りたいと思います。

 何度も答弁申し上げておりますけれども、私どもは増設をする気がないということではありません。これまでも19年に1か所増設をしております。
 今後の混雑の状況であるとか、あるいは投票者数の増加の傾向であるとか、さまざまな要因を見きわめながら、判断を今後もしてまいりたいということを申し上げているわけでございます。


η標職員を増設すべきであると思いますし、ボランティアとして手を挙げる方もたくさんいらっしゃる、そのような状況であります。練馬区では住民票、印鑑証明が交付機でやっているではないですか。職員体制を整えることが難しいというのは、本当に区民にとって解りづらいことであります。
さきほどの選管の資料で、会場の点についても比較しております。練馬区は七カ所。練馬区役所、石神井庁舎、光が丘区民センター、勤労福祉会館、平和台図書館、大泉学園町体育館。世田谷は28カ所で世田谷区役所、拠点の出張所が七カ所、まちづくり出張所20カ所。
エレベーターの設置、つまりバリアフリーについては、練馬区はすべてエレベーターが設置されている。世田谷は設置されていない施設もある。駐車場については練馬区は勤労福祉会館以外は設置されている。世田谷区では施設によって異なるとしております。世田谷区ではこういう会場の条件は厳しいけれどもやっている。なぜ、世田谷区は厳しい中で28カ所でやっているのか。

選挙管理委員会事務局長:
期日前投票所としての適切な条件を満たした施設であるかどうかというのは、練馬区選管として判断して決めているわけでございます。ご紹介あった他区には、他区の判断があると思います。
 こういっても、わかりにくいかと思いますけれども、他区は例えば、衆議の際に投票用紙を3枚一緒に交付をしている状況があると聞いています。それは何ゆえにかと言えば、会場が狭いからです。狭いから3票同時に渡しているのです。これは選挙を執行する立場から言えば望ましいものとは言えないと考えてございます。
 私どもは、そういった無効投票が生じないように最大限の努力をしなければいけないと思っておりますし、そのためには一定の広さ、投票用紙を個別に渡す、そういった努力が必要であると思いますし、そういった施設を確保することが、私どもの使命であると考えてございます。


Юづ鎮区ではエレベーターの設置されていない施設は15カ所と伺っているが、そのような施設では車イスの区民が来られた場合、小さな投票箱を職員が持って一階へ行き、投票していただいているという努力もされている。先ほどあったとおり、会場については平均70平米、最低では33平米のフロアとか会議室を使用しているということも伺いました。一方で練馬区は、世田谷以上によい条件の図書館があるではないですか。出張所等も会場として使用できる施設があるではないですか。これだけ広い練馬区の中で7カ所しか期日前投票所がないということは情けない。周辺区をみると板橋で13カ所、杉並で14カ所です。練馬区もぜひ進めていただきたい。

選挙管理委員会事務局長:
場所について、私どもは全く調査もしていないというわけではございません。出張所につきましても、適切な場所があるかどうかを検討はしております。
 ただ、薄井議員もご存じかと思いますけれども、必要面積、あるいはバリアフリー、駐車場の確保、それから併設の地域集会所を投票所として使用した場合の区民への影響等々を考えますと、トータルすると、全面否定はしませんけれども課題が大きいと考えてございます。答弁が長くなりますから申し上げませんが、図書館についても、ふだん静謐の中で利用されている状況を考えると、余り他区でも例はございません。
 こういったことも含めて、引き続き調査はしてまいりたいと思っておりますけれども、増設については今しばらく当面は必要ないものと考えてございます。


(平成22年2月22日 予算特別委員会)

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